投稿日: 2022-01-16
ポモドーロテクニックという、25分活動して5分休憩することを繰り返す方法がある。しかし、ポモドーロで1日をすごすのはかなりハードである。1日の活動の全てでポモドーロをやるとすると、10回以上のサイクルを回すことになる。私の場合は、1サイクル終わったときに「まだx回もあるのか...」という気持ちになった。
また、好きなことをやっているときや集中しているときは、25分を超えて作業したくなる。以上のことから、ポモドーロは、どちらかといえば気が進まないことををやることに向いているのではないかと考える。
かわりに提案したいのは、学校の時間割と同じように、作業時間を45分や50分程度にすることである。学校の時間割について考えていて気がついたのは、小学校の時間割がやる気が保たれるように工夫されていたということである。
私が通っていた小学校の時間割は、(おそらく一般的な時間割だと思うが)授業が5時間か6時間あり、2時間目のあとに30分の休み、4時間目のあとに給食があった。この時間割は、授業を2つやったあとに必ず報酬(休憩・遊び・食事・下校)がある。これによって、ちょっとしんどかったとしても報酬のことを考えて頑張れるようになっている。
仕事や普段の活動も、これと同じようにやればよさそうである。
私の場合は、今は50分のフォーカスタイムを4つと25分のフォーカスタイムを1つ入れている。最近は1日の組み立てをTaskChute Cloudでやっているので、以下のようにルーチンを入れている。
コマ数は4個か5個がちょうどよい。学生時代を振り返ると、6時間の授業はまだ大丈夫だったが、7時間になるとしんどかった。また、フォーカスで取り組む活動は、聞くことが多い授業と違って能動的な活動である。そのため6個よりすこし少ないくらいがよい。
4.5セットだと、休憩を含めて4時間半くらいなので、フルタイムの仕事だとまだ余裕がある。現在はその時間を、フォーカスの前のウォーミングアップ、計画、単純作業、インプットなどに充てている。