投稿日: 2022-09-03
技術書典で出す書籍の入稿を日光企画さんでしてきたので、必要なものや手順について記録を残したいと思います。前の人がいたので待ち時間がありましたが、所要時間は30~40分ほどでした。
以下の2つが必要です。USBメモリに入れて持っていきました。
PDFデータは、TechBoosterさんのReVIEW-Templateでビルドしたものを、Acrobat Pro(無料体験版)でPDF/X化とモノクロ化をしました。PDF/X化とモノクロ化については「技術書を書こう!」を参考にしました。PDFへのフォントの埋め込みも必要ですが、こちらはReVIEW-Templateで対応済みでした。
表紙のPSDデータは姉に作ってもらいました。CLIP STUDIO PAINTを使いましたが、PSD形式であれば何で作ってもよさそうでした。日光企画さんのテンプレートがあるので、それをベースに作ります。
注意点は、真ん中に背表紙ぶんの幅をとること、左トジなので表表紙が右にくること、などです。背表紙の幅は0.063mm × ページ数
でした。実際の入稿データを載せてくださっている方がいたので、それを見ると雰囲気がつかめました。
【保存版】 #技術書典 初出展マニュアル【表紙入稿データサンプル付き】 - #がみぶろ
店員さんの質問に答えて、印刷申込書を書いていただきました。住所や搬入先等の印刷関連ではない項目は自分で書きます。オンデマンド印刷とオフセット印刷の違いが分からなかったので、実際に印刷物を見せていただきながら決めました。
主に以下のようなことを聞かれました。
印刷部数は50だと完売しても元がとれない計算になったので、80にしました。10冊は販売せず残す予定です(自分用+布教用)。50と80で値段はほとんど変わらなかったです。
オンデマンド印刷とオフセット印刷では、オフセット印刷のほうが色のコントラストが小さいときに見にくくなりづらいです。ただ、オフセット印刷のほうが値段が高くなります。
店員さんに見ていただいたところ、モノクロ化した画像があやしい感じだったので、オフセット印刷にすることにしました。表紙はオンデマンド印刷で問題なさそうだったので、料金が安いオンフセット(表紙がオンデマンド、本文がオフセット)に決めました。
合計料金は23400円
でした。内訳は以下です。
30380円
(60ページ、80冊、オンオフセット)400円
(5円×80冊)6150円
(30780 * 0.2
)1230円
((30780 - 6150) * 0.05
)はじめての入稿で心配でしたが、とても親切に対応していただけたおかげで無事入稿できました(感謝)。あと、割引には締め切りがあるので、日光企画さんの技術書典イベントページから確認しておくとよいと思います。